アジアを身近に!

 

                       国際交流センター長   


 

最近のスポーツ界では、数多くのプロスポーツ選手が世界に進出し、国際的な場で厳しい勝負を繰り広げています。また、多くの日本企業も世界中に工場を建設し、国際市場の中で激しいシェア争いに立ち向かっています。

人や物や情報など、あらゆるものが国境を越えて簡単に行き来し、一つの国の出来事が世界中の国々に大きな影響を及ぼす時代となりました。グローバル化の具体的な例としては、地球温暖化に代表される環境問題が挙げられますが、それに留まらず、今や、身の回りで起こっている全ての事柄をグローバル的な観点から捕らえなければならない時代になっているとも言えるでしょう。

先日、日本の高校生の中に直接中国の大学を受験する高校生が増えつつあることが報道されていました。これまでは、ほとんどの場合が、欧米に限られていた日本の高校生による外国の大学へ進学が、中国へも広がってきています。今後は、韓国・台湾から東南アジア諸国へと広がって行く可能性もあります。中国・韓国を始めとして、アジア諸国にも世界的に優れた大学はたくさんあります。欧米の大学のみならず、身近にあるアジアの大学にも留学の目を向けて下さい。

鳥取大学の国際交流を推進する立場から言えば、留学を考えている皆さんには、先ず、高い専門性と強い人間力を身に付けてほしいのです。さらに、在学中にできる限り語学力と国際感覚を高め、国際的な環境の中で仕事のできる、国際人を目指してほしいと思っています。

このためには、体は地方におきながらも、常に世界が身近に感じられる環境に自分をおくことが大切です。幸い、鳥取大学には40カ国近い国々から200名以上の外国人留学生が学んでいます。恥ずかしがらないで、彼らとの交流を最も身近な国際交流として、積極的に行ってください。気軽に声を掛ければ、彼らは必ず笑顔で応えてくれます。今は大変だと思うかもしれませんが、この様な意識を持って学生生活を続けて行けば、2年、3年後には大きく変わった自分に気がつくことでしょう。

留学経験のある皆さんの先輩を見て間違いなく言えることは、一度留学を経験した学生は、人間的に素晴らしく成長するばかりでなく、その後の学生生活が自主的で積極的に変わることです。高校まではできなかった留学、特にアジアへの留学を実現して下さい。留学や海外語学研修についての情報は、国際交流センターのホームページで見る事もできますし、直接、国際交流センター教員や国際交流課でお尋ね下さい。